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べあ区

アラフォー会社員が気になったことを書いたブログです

芸能人が急に「●●氏」と呼ばれる違和感

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前から何となく思っていたのですが、違和感ありません?つい先日までテレビに出ていた人が急に「●●氏」と呼ばれると「あれ??」と思うんですよね。今回、石田純一さんの都知事出馬のニュースを見て改めてそう思いました。

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見出しは石田純一「氏」になっていますが・・・ 

mainichi.jp

 記事の内容では「さん」の敬称です。出馬が確定した訳ではないので「さん」ですよね。でも見出しは「氏」です。どっちやねんとツッコミたくなります。

何か急に遠い存在に人になってしまった感があるんですよね。石田純一さんと言えば、昔はトレンディドラマ俳優の代名詞のような存在でしたからね。ニュース番組のキャスターも一時期担当していたと記憶していますので、文化人としての一面も伺えます。

普通の芸能人から文化人(政治家や作家など)の枠へ昇格したから「●●氏」と呼ばれるのでしょうか。報道する時に何か規定があるのでしょうかね。少し複雑な気分です。

以前にも同様のことが・・・

昨年、「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹さんにも同様に思いました。又吉さんは芸人なので、相方や他の芸人が「又吉先生~」というネタで笑わせていました。個人的にクスッとしましたが、テロップで「又吉直樹氏」と表示されると違和感があるんですよね。芸能人がエッセイを発売しても「さん」ですが、著名な文学賞を受賞すると「氏」に昇格するのでしょうか。次の来そうな事例は、押切もえ「氏」でしょうか(笑)。水嶋ヒロ「氏」はあまり浸透しなかったような・・・。

<受賞前>
又吉直樹さん
ピースの又吉さん

<受賞後>
又吉直樹氏(作家ならこの呼称ですよね)
ピースの又吉氏(芸人か作家かよく分からない呼称)
又吉先生(文豪っぽい呼称ですね)

 他にも似たような事例がないかなと探していると、理研の小保方さんについての記事がありました

gendai.ismedia.jp


本文では、理研の小保方さんのSTAP論文を「英科学誌ネイチャー」に発表した直後と中間報告した時の「小保方さん」と「小保方氏」のどちらが敬称が多いかというの調査をしています。それで気になったのが最後のまとめ部分です。

新聞社には「さん」と「氏」を使い分ける明確な基準があるのだろうか? 答えはノーだ。担当記者と編集者が「フィーリング」で決めていると言ってもいい。ではそのフィーリングとは? 新聞社で四半世紀働いた個人的経験を振り返ると、「良い人」ならば「さん」付けで呼び、そうでなくなったら「さん」付けもやめる、である。

政治家や企業経営者ら有力者になると「氏」で呼んだり、肩書きを付けたりするのが普通だ。もっとも、趣味や家庭のことなどテーマによっては有力者であってもやはり「さん」付けにしている。新聞社での個人的経験では、「この人は私生活では良い人」といったニュアンスを伝えようとしている場合に「さん」付けにしていた。これが会社としての実質的表記スタイルであり、紙面を点検する限り他社も似たり寄ったりだった。

要するに「さん」「氏」の明確な基準はないとのこと。このような敬称の記載方法について明確なガイドラインがあるといいのですが、各報道機関の現場判断で決めているのが少し残念な感じがします。視聴者の一人として特に困ったことはないのですが、喉元に魚の骨が残ったような感覚なんですよね。

まとめ

最後に注目をしているのが、石田純一さんが正式に出馬して都知事になった場合、石田純一「氏」へ敬称が変わると思いますが、落選した場合は石田純一「さん」と以前のように呼ぶと思います。本来は「さん」が普通なので一般的な敬称になるだけですが・・・。どうでもいい話だけど、今後の展開が気になります。

記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

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